吹奏楽の・おと♪

観た・聴いた吹奏楽の演奏会ネタを不定期に

大和市民吹奏楽団 2019年9月22日

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大和市吹奏楽
オータムコンサート2019

日時:2019年9月22日(日) 13時30分開場、14時00分開演

会場:やまと芸術文化ホール メインホール

<第1部>

  • パンチネルロ~ロマンティック・コメディのための序曲(A. リード)
  • トム・ティット・トット(樽屋雅徳)
  • ノアの方舟(B. アッペルモント)

<第2部>

<アンコール>

大和駅から徒歩3分、2016年オープンとまだ新しいホール。ステージと客席の天井・横の壁のデザインが明るい木目調で統一されており、ステージとの一体感を感じる作り。

1・2階合わせて約1,000の客席のうち1階のみ800弱が開放。開演20分前の会場入り時には既に並びでの空席は見当たらず、開演時刻にはほぼ満員御礼状態。

小さいホールではないものの、奏者が70人いるとかなり窮屈そうなステージ上。特にEuphは5人も。

まず目に入ったのは、キビキビとして背筋がピンとした、まるで精密機械のような指揮者。1曲目何の曲だったか忘れてしまうくらい見入ってしまい(笑)

2曲目はおなじみ樽屋さんの作品。初めて聴いても、開始5秒で誰の作品かわかってしまうような。
3曲目は9月14日東芝府中に続いてのアッペルモント作品。自身この作曲者は先週初めて知ったのだが、ここ最近吹奏楽界では有名になっているとのこと。TPとEuphの掛け合いが気持ちいい。

第2部では、パンフの表紙デザインでも表現している映画音楽の特集。
衣装や照明等の演出、また指揮者インタビュー等の企画一切なし。あくまで演奏を楽しんでもらうというスタンス。

アンコールでは、今から冒険始まるの?と思わせての美空ひばりでフィナーレという組み合わせに好感。(ドラクエの選択で個人的に評価が高いだけかも?)

アンコール含めての93分間という比較的短めの時間に盛りだくさん、中身の濃い充実感の残る演奏会でした。

ついでにもう一つ、暗い客席でも見やすいプログラムの曲目フォントの大きさが凄く親切。これはほかのバンドでもぜひ。(って誰に言ってる?)