北宇治高校吹奏楽部
第4回定期演奏会
日時:2020年1月13日(月) 14時00分開場、14時30分開演
会場:カルッツかわさき
<第1部>
- 愛を見つけた場所(奥華子/松田彬人編曲)
- これが私の生きる道(奥田民生/松田彬人編曲)
- DREAM SOLISTER(Movie Ver.)歌:TRUE(唐沢美帆作詞/加藤裕介作曲/松田彬人編曲)
- 【朗読劇(中川&吉川)】
- RYDEEN(高橋ユキヒロ/和田直也編曲)
- Bolero(Maurice Ravel/Jay Bocook編曲)
- Samba de Loves You(数原晋作曲・編曲)
- 【朗読劇1(久美子&緑輝)】
- 宝島(和泉宏隆/真島俊夫編曲)
- トークコーナー
<第2部>
- サウンドスケープ(TRUE & Wind Orchestra Ver.)歌:TRUE(唐沢美帆作詞/渡辺拓也作曲/松田彬人編曲)
- Songbirds(Homecomings/松田彬人編曲)
- 【朗読劇3(全員)】
- マーチ・スカイブルー・ドリーム(矢藤学作曲・編曲)
- リズと青い鳥(コンクール用編曲Ver.)(松田彬人/黒田賢一編曲)
- Blast!(TRUE & Wind Orchestra Ver.)歌:TRUE(唐沢美帆作詞/加藤裕介作曲/松田彬人編曲)
<アンコール>
過去に横浜・横須賀で開催された神奈川公演、今回は初の川崎開催(今回は東京都内を含むので「関東公演」の表示)。12月の事前抽選は落選したが、年明けに偶然空きを見つけた見切り席でチケット確保。
開演25分前に会場入り。パンフレットを買い求める行列が2階入口横から1階ロビーまでぎっしり(1階だけで350人との係員の話)。終演後も購入可能なことを確認し、列を離れ開演2分前に着席。客席の埋まり具合は、自分がこれまで見た中で間違いなく一番。1階袖の端の部まで客席になっていたのは初めて見た。そして観客が9割男というのもw
第一部。1年目・大吉山での久美子&麗奈デュエットから2年目・春の新入生歓迎。当時の放映シーンが後ろのスクリーンに大きく映し出される。続いてのDREAM SOLISTERでは、白いドレスをまとったTRUEさんが登場。途中から(マスコットキャラクター)チューバくんも新歓プラカードを持って登場。
歌が終わり司会者4人が登場。「北宇治カルテット」黄前久美子役の黒沢ともよさん、川島緑輝(さふぁいあ)役の豊田萌絵(→司会メイン)さんのほか、今回は中川夏紀役の藤村鼓乃美さんと吉川優子役の山岡ゆりさん。
第一部後半は、中川と吉川の朗読劇に続いてサンライズフェスティバル演奏曲から。1年目・RYDEEN、2年目・立花高校のボレロと北宇治のSamba de Loves You。久美子と緑輝の朗読劇をはさみ、京都駅で演奏した宝島。これらも当時の演奏シーン付き。
演奏者休憩時間に行われたトークコーナーでは、チューバくんのジェスチャーで何を演奏しているかを当てる「エア楽器クイズ」。出題役が緑輝で他の3人がボケを交えて回答の形式。
第二部、TRUEさんによるサウンドスケープの後は、希美とみぞれのデュエット「Songbirds」。ステージ全体が森の中の照明に切り替わる、まさしく映画のリズの世界。
3回目の朗読劇では4人登場、シェイクの好みの味で中川と吉川が揉めるというお約束の展開。その後2年目のコンクール、映画では演奏シーンがなかった課題曲「マーチ・スカイブルー・ドリーム」、そして自由曲「リズと青い鳥」。盛り上がった直後にTRUEの3曲目「Blast!」
ここでプログラム掲載曲は終了だが、暗転せずそのままED2曲。(これまで控えていた?)スタンディングやウェーブ等の奏者の演出がここで初めて入る。司会4人が登場し、「北宇治といえば~」と温存?した「三日月の舞」をラストに演奏しての終演。
大和田雅洋&洗足学園音楽大学フレッシュマン・ウインド・アンサンブルの安定感ある演奏、各曲のソロではキャラクターの髪型を合わせる人も。個人的に良かったのは、TRUEさんの生歌唱(特に1曲目)、2年目の関西大会後の設定でのオリジナル朗読劇、そして(映画で一番素晴らしいシーンでもあった)リズと青い鳥ラスト45秒から次々と映し出される北宇治部員と合わせた生演奏。
2015年からのストーリーを、本人主題歌3曲を含め2時間にグッと凝縮(実際にはとても時間が足りないが)された演奏会は、テレビ・映画を見た人なら必聴。チケットやパンフレットが安い金額ではないのが残念だが、アマチュア団体の演奏会ではないのでやむを得ないか?
後で調べてみたら、昨年11月の洗足の学園祭で大和田先生&フレッシュマン~の演奏会が学内ステージ入場無料で開催されていたらしい。今年はよくチェックしておこう。