東芝吹奏楽団
第26回定期演奏会
日時:2020年1月25日(土) 13時30分開場、14時00分開演
会場:大田区民ホール・アプリコ
<第1部>Tribute to Hideo Horiuchi
- ジュビリー前奏曲(フィリップ・スパーク)
- フレンズフォーライフ(ディジー・ストラットフォード)
- ジャパニーズグラフィティXXIドクター・ストーリー(森田一浩編曲)
- Code Blue
- JIN -仁- Main Title
- ドクターXのテーマ
<第2部>
- オリンピックファンファーレとテーマ(ジョン・ウィリアムズ)
- オリンピック・マーチ(古関裕而)
- 八木節(福島弘和)
- オリンピカ(ヤン・ヴァンデルロースト)
<第3部>
- We Will Rock You(ブライアン・メイ/星出尚志編曲)
- 花は咲く(菅野よう子/郷間幹男編曲)
- ジャパニーズグラフィティXIII スポーツは青春ダァー(森田一浩編曲)
- ALWAYS三丁目の夕日~ハイライト~(佐藤直紀/渡邉哲哉編曲)
<アンコール>
- いだてん(大友良英/菊地幸夫編曲)
- 行進曲「由緒ある砲兵中隊」(スーザ/平石博一校訂)
前週のアプリコで貰ったチラシを見て来場。WEBでの演奏会情報が少ない気がしたが、会場は大入り、一階はほぼ満席。
先週のスノーヴァレイより混み合っているよう。
第1部は、楽団を25年間まとめ上げてきたが、昨年9月に55歳の若さで亡くなった"ホリさん"を偲んでの特集。
第2回から20回までアンコールで演奏した「フレンズフォーライフ」では、ホリさんは当時フリューゲルホルン担当。
「ジャパニーズグラフィティXXI」は昨年指揮を振る予定だったものの、叶わなかったとのこと。司会者の曲紹介では言葉に詰まり、涙ぐむ一幕も。
第2部は既に今年の定番・オリンピック特集。ジョン・ウィリアムズの84年ロス五輪と古関裕而の64年東京五輪は鉄板的選曲。
八木節は96年アトランタ五輪でアーティスティック(シンクロナイズド)スイミング日本代表の採用曲、オリンピカは98年長野五輪をイメージして92年に作曲されたとのこと。
第3部はこれまでの黒基調に変わり、白シャツに赤ネクタイorスカーフで奏者登場。
「We Will Rock You」はロンドン五輪閉会式でQueenが熱唱。
「花は咲く」はソチ五輪金メダリストの羽生結弦選手がNHK杯のエキシビジョンで使用されたことでも大きく話題に。
「スポーツは青春ダァー」では指揮者がMATSUI55のユニフォームでタイヤ(模様の浮き輪)を引っ張る、イノキボンバイエでは赤いタオルを掛けてのSAXソロの小ネタも。
そしてメインは東京五輪の頃の時代に戻った「ALWAYS」。
花束贈呈後のアンコールでは「TOSHIBA」ロゴの赤いジャンバーを着用した指揮者が登場、ようやく東芝色(笑)
アンコール曲もしっかり五輪、そしてここのバンド定番のスーザで終演。
曲数が比較的多く練習が追いついていないかも?的な部分も若干あったものの、あらゆる方向からオリンピックにアプローチした企画、しっかり楽しませてもらいました。