吹奏楽の・おと♪

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デアクライス・ブラスオルケスター 2023年5月14日



デアクライス・ブラスオルケスター 第13回定期演奏会

日時:2023年5月14日(日) 13時30分開演

会場:北とぴあ

<第1部>

<第2部>

<アンコール>

  • メリーゴーランド

5/14は、 #北とぴあ にて #デアクライス・ブラスオルケスター による第13回定期演奏会

佐川聖二&瀬尾宗利両氏による指揮は川崎のグラールウインドオーケストラでお馴染みだが、ここの楽団は自身初の鑑賞。ちなみに北とぴあも初の訪問。

コンクール東京大会12枠の常連楽団ということもあり流石の曲目。2曲目ミス・サイゴン、5曲目ボレアスは全体のメイン曲レベル。

今年の課題曲からも2曲演奏。(1曲ではないのは珍しい?)2曲目・天野正道作「レトロ」、昔の歌謡曲番組の公開収録をしているような曲調。コンクール以外でいろいろ演奏使われそうな予感。

圧巻は第二部の指輪物語。全部で5楽章からなる吹奏楽のための交響曲、演奏時間は40分を超える大作。もうなんか映画を一本見ていた気分に。

メイン曲後の指揮者挨拶では、虫歯6本抜かれて部分入れ歯着けた状態でクラリネットを吹いた話、指輪物語は昔演奏したことありますがちょ~長い、皆様には大変失礼しました、よく我慢して聴いてくれてエライ!などなどご機嫌の佐川節炸裂(笑)

アンコールの「メリーゴーランド」では、パートorセクションごとスタンディングや前に出てきての、まさにメリーゴーランドを意識した振りをそれぞれ披露しながら演奏し終演。

実質ほぼ全てはじめて聴いた曲ばかり。個人的にはお得感と満足度200%!ありがとうございました。

5/7は、 #カルッツかわさき にて #Naniwoウインドオーケストラ による第10回スプリングコンサート。2019年12月以来3年半ぶりの鑑賞。

スパークからの華々しいオープニングの後は、2001年と2012年の課題曲から。(さくらのうたは改訂版)
はじめて聴いたウィズハートアンドヴォイス、全体的に激しい動きと金管中低音の賛美歌か絡み合う独特の展開。元々は高校の校歌だったそうで、どうやったらこんな凄い曲になるのギリングハムさん?終わりそうでなかなか終わらないエンディングも個人的には好き。

第二部、黒基調の奏者衣装はそのままで、指揮者のみ白ジャケットに衣替え。一部とはまた違う華やかなガーシュインのメドレーから開始。
2曲目弾厚作メドレーからは団員指揮者に交代。真紅のジャケットに蝶ネクタイの出で立ちは、ややポップスステージ的雰囲気に。
リトルマーメイドの後に常任指揮者が再登場して挨拶、そのままラピュタを指揮、アンコール「宝島」で終演。

今回のプログラム冊子で気になったところ。全体を通して独特のフォントで統一しているが、かなり独特だけに好みの分かれるところ。個人的には、人名だけは普通のゴシックでも良かったかな?
「10th Spring Concert 2023.5.7」の筆記体風フォントがなぜか不安定に見える?
サックスと雨の街角をモーフィングした水墨画調の表紙は、まるで今日の天気に合わせたかのよう(何の曲関連かわからず…知識不足)

第二部の曲目、ジャパグラ、ディズニー、ジブリのラインナップは、良く言えば有名どころ、裏を返せばありがち?~て書いている割には安心して聴いていられる自分がいたりもする。1時間半余の演奏、しっかり楽しませていただきました。

次回11月の定期演奏会では、特にポップスでの珍しい曲を期待。会場が鎌倉と少々遠くなるのが難点だが・・・