吹奏楽の・おと♪

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グラールウインドオーケストラ 2024年7月15日

グラールウインドオーケストラ 第43回定期演奏会

日時:2024年7月15日(月・祝) 13時30分開演

会場:ミューザ川崎

<ウェルカム・コンサート>

<第1部>

  • 夢のような庭/清水大輔
  • 風がきらめくとき/近藤礼隆
  • ピョートルの悲劇/松下倫士

<第2部>

  • カンタベリー・コラール/J.ヴァンデルロースト
  • 交響詩「モンタニャールの詩/J.ヴァンデルロースト

<アンコール>

  • 故郷/岡野貞一(編曲:真島俊夫
  • アンコール!/後藤洋

7/15は、 #ミューザ川崎 にて、 #グラールウインドオーケストラ による第43回定期演奏会

毎年7月下旬からサマーミューザなる音楽イベントが開催されるが、これとは関係なく7月のグラールは個人的に夏の風物詩・今回で3回目。全席指定のミューザでは、今回も前回同様ステージ後方を確保し演奏者目線。

第一部。1曲目のみ瀬尾氏、ほかは佐川氏による指揮。委嘱作品で世界初演となるメイン曲を含め、全3曲の作曲者が1階最後列で鑑賞、各曲終了後に客席で挨拶(委嘱作品の松下氏だけはステージ上に登場)というこれまで見たことのない展開。

第二部は全曲佐川氏の指揮でヴァンデルローストの2作品。6月に横浜みなとみらいホールで開催された「ザ ブラス クルーズ2024」での演奏では都合でコントラバスが欠けてしまったが(確かにこの曲での存在感大きい)今回は全パート揃っての演奏。聴いてる側も安心感。

アンコール1曲目の前には、お馴染み佐川氏の"舌好調"トークショーw 最初の演奏会では観客より団員のほうが多かったとか、演奏会当日成田から中原への移動が間に合わず瀬尾氏代指揮の保険を掛けておいた話とか…
生まれ育った秋田へ行った話も持ち出し、強引な流れで「故郷」を指揮。
2曲目は瀬尾氏に代わっての「アンコール!」演奏。衣装替えこそなかったものの、演奏中の表情から手や腕の動きを見るだけで楽しい気持ちにさせてしまうオリジナル芸(じゃなくて指揮)
ステージ後ろの席だからこその景色に、じゅうぶん元が取れた感覚に(元々無料だが・・・ミューザでは希少な存在)

そんなお得感&オトナの演奏をしっかり聴かせてくれるグラール、佐川氏が話していた「コンクールだけじゃないバンド」次回の演奏会も楽しみにしています!
出演者の皆様、お疲れ様&ありがとうございました!!