グラールウインドオーケストラ ウインターコンサート22
日時:2023年12月16日(土) 14時00分開演
会場:カルッツかわさき
<開演前>
- バルカローレ in ジャズ(クラリネット7重奏)/P.I.チャイコフスキー(編曲:小栗克裕)
- 風笛~あすかのテーマ~(ソプラノサキソフォーン独奏)/大島ミチル(編曲:山田悠人)
- クリスマス・メドレー(ピアノ&チェレスタ独奏)/編曲:中村亮太
<第1部>
<第2部>
- レトロ/天野正道
- どうする家康 メインテーマ~暁の空~/稲本響(編曲:郷間幹男)
- 交響組曲「ハリー・ポッターと賢者の石」/J.ウィリアムズ(編曲:R.W.スミス)
<アンコール>
12/16は、 #カルッツかわさき にて、 #グラールウインドオーケストラ によるウィンターコンサート22。
プログラムを手にして一瞬既視感?今年6月の表紙はコロシアムだったが、今回はホグワーツ城。色彩激似。
オープニング「セドナ」は瀬尾氏指揮。普通に黒系の服だが、司会から「たいへん華やかな靴」と早速ツッコミが入る銀色のミラーボールシューズ。曲の爽快感と靴のギラギラ感が不思議感覚。
GRでは80人以上での分厚い"泣きメロ"演奏とか、思わずズルいと思ってしまうくらいw
第2部は今年の課題曲「レトロ」で幕開け。そして恒例の仮装、今年のテーマは「ザ・レトロ」
・フルート:喫茶店のクリームソーダ 唯一の男性は黒服のマスター
・オーボエ:キョンシー
「全員20代なので(キョンシー)知りません」→司会「知らないのね、そーなのね」
・クラリネット:70年代ファッション
司会「衣装もレトロ、吹いている人もそこそこレトロ」
・サックス:昭和のヤンキー
ゴッドファーザーの生演奏?に乗って上手からステージ正面へ、しゃがみこんで紹介
・木管低音:科学特捜隊
ウルトラマンのアンサンブルを演奏も、なぜかウルトラマンとは誰も言わずw
・トランペット:ビートルズの来日
飛行機から降りてくる青いハッピを身に着けオブラディ・オブラダ
・ホルン:バブリーファッション
ワンレン、ボディコン、肩パット。手にはジュリ扇も
・トロンボーン:レトロおかん
白い割烹着に三角巾、6人中5人は男性??
・ユーフォニアム:目玉おやじ
・チューバ&コントラバス:ディスコ「土曜の夜はフィーバーしようぜ!」
司会「団長の髪の毛、たくさんあります」
・パーカッション:インベーダーゲーム
・ピアノ&ハープ:レトロ&フォーマ
これでもか!的な衣装演出、しっかり時間をかけての紹介、時々司会のツッコミ。カワサキハロウィンは終わってしまったけど、ここグラールでは健在。ステージ上だけでしか見れないのが勿体ないくらい。
翌日最終回放送の「どうする家康」では、オレンジ色の着物を召した佐川氏登場。金色っぽいはかまは、家康よりはむしろ・・・
巨人ファンの佐川氏に合わせたという着物の色にも、「私はオリックスファンなので余裕こいてます」と司会からツッコミが。
最後のハリーポッターでは、ステージ中央で生徒が小説を朗読するシーンから「次の授業早く行かないと佐川先生におこられてしまう」と入れ替わりに、黒いマントをまとい魔法のペンライトを手にした指揮者登場。ただし、マントの下は家康w
アンコール1曲目は「この衣装だとマツケンしかないでしょ」とマツケンサンバⅡ。間奏1回目ではバックダンサー6人が上手下手から登場、そして2回目では全身黄金に輝くヒカリモノ大本命・瀬尾さんが加わり盛大なクライマックスへ。2曲目は一転、多数のペンライトに灯されながら恒例の「蛍の光」で終演。
安定の演奏技術に加え、エンタメ要素を今回もふんだんに盛り込んだ12月の演奏会。2部からアンコールの展開は、観て聴いてしっかり年末感まで楽しめる内容。また来年も楽しみにしています。ありがとうございました。