市立高津高校吹奏楽部
第26回定期演奏会
日時:2022年3月28日(月) 17時30分開演
会場:カルッツかわさき
<ウェルカムコンサート>
<第1部>
<第2部>
<第3部>ポップスステージ
<アンコール>
カルッツで先週に見た演奏会よりは客の入りがやや多いのは、比較的川崎駅方面に近い関係者が多いせいか?
第一部は定番の2曲を高田さん(白ロングコート風)と植松さん(白ジャケット)の指揮で。そして3曲目のマリンバコンチェルトでは最初の山場、高田亮オン・ステージ。"RYOマリンバ" 相手に何種類ものマレットを使い分ける以上に、3つの楽章間で衣装替え(青→黒→赤)まで披露、アルフレッド・リードが見たらびっくりではないかと。
第二部1曲目はスタンディングで木管8重奏。向かって右側のサックス・ファゴットの、膝を使った躍動感ある演奏。2曲目ではOBOGが合流し総勢約80人による大合奏。なんでも、今年のコンクール自由曲の予定とか(10数分の曲なので編集するだろうけど)オーケストラピットいっぱいまで奏者ぎっしり、パワフルさ伝わる演奏。
第三部はラジオDJ2人がリスナーからのリクエストに応えるという、幅広く曲を使えるストーリー展開。昭和アイドルメドレーでは、自称松本伊代ファンの高田さんが横で応援…てこれ1月のユースWOでも見たような見なかったような・・・
サックスとバスクラ12人が最前列でルパン三世を演奏すれば、キャンディーズやマツケンやドリフが踊ったり。演奏も座っているとは思えない上半身派手な動きの連続。
やさしさに包まれたならをBGMに演技者全員でカーテンコールの後は、この高校定番のフィンガー5。アンコール2曲目をバックに、全身黄色スーツの高田さんから卒業生19人に一人ずつ色紙を手渡し。卒業生から贈られた青いマント?を身にまとい3曲目指揮、客席後方の卒業生による「あ・り・が・と・う」字幕でフィナーレ。
一部・二部・三部、それぞれ見せる・聴かせるシーンをいくつも用意した構成、プロの音楽監督指導の力量は勿論のこと、普通の高校生がここまで魅せるステージができるものなのかと感心しっぱなしの演奏会でした。