県立川和高校吹奏楽部
第49回定期演奏会
日時:2022年3月24日(木) 18時00分開演
会場:カルッツかわさき
<アンサンブルステージ>
<第1部>
- てぃーだ/酒井格
- マゼランの未知なる大陸への挑戦/樽屋雅徳
<第2部>
- 音楽劇「シンデレラ」
<第3部>
<アンコール>
会場入りすると入口でプログラムを配布してない?と思ったら、ホール座席に一つおきに予め配布しておくという、個人的に初めて見たコロナ対策。
そのプログラムがまた90ページ以上の厚さ。うち2/3が近隣の広告という驚き。保護者やOB、近隣からの支援の大きさが想像できる。
一番の見どころは第2部の音楽劇。演技・演出・吹替を2年生、バックの生演奏を1年生で分業。コロナ禍の制約もある中、昨年4月から1年かけて仕上げた音楽劇、演奏の片手間的演出ではない、かなりガチなシンデレラに共感。
第3部は前の音楽劇の後ということもあり、赤シャツと黒パンツの衣装で派手な演出はせず比較的落ち着いたステージ・・・と思いきや、実はアンコールに温存していたという。この演奏会で引退する2年生が代わる代わる前でソロ演奏の「栄光の架橋」、そして2曲目の宝島MIX(「宝島」の中にポニョとかエヴァンゲリオンとかもろもろはさみこむオリジナルメドレー)では、譜面台撤去、ミラーボールの下で色とりどりのレイ、スタンディングやベルアップ、ステップ等演奏の演出をここで一気に盛り込んでのエンディング。
受験対策のため2年間で引退というのが県内有数の進学校らしいが、その一方でこれだけのことを1・2年生主体で実践していることが、この部の素晴らしいところと感じました。