吹奏楽の・おと♪

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グラールウインドオーケストラ 2023年6月3日

グラールウインドオーケストラ 第42回定期演奏会

日時:2023年6月3日(土) 13時30分開演

会場:ミューザ川崎

<ウェルカムコンサート>

<第1部>

  • パシフィック序曲/松下倫士
  • オクトーバー/E.ウィテカー
  • ポロネーズとアリア~吹奏楽のために~/宮下秀樹
  • ソロモン・ノーサップ/樽屋雅徳

<第2部>

<アンコール>

  • ふるさと/岡野貞一(編曲:真島俊夫
  • アルセナール/ヤン・ヴァンデルロースト

6/3は、 #ミューザ川崎 にて #グラールウインドオーケストラ による第42回定期演奏会

グラールを聴くのは、昨年&一昨年12月カルッツのウィンターコンサート、一昨年6月ミューザの定演と今回で4回目。すっかり常連さんw

座席は2年前と同様今回もステージ後ろで、今回は上手側最前列を確保。ステージの照明が直にあたる明るい席。ひな壇最上段のティンパニが目の前数メートル下、臨場感凄すぎ!!

団員7人が新たに加わり現在107人と大所帯となったグラール、今日の演奏会では団員85人+賛助6人総勢91人が出演。最初の2曲のみ瀬尾氏、以降メインまでは佐川氏による指揮。

今回の第1部トリは、樽屋雅徳氏委嘱による奴隷制度廃止運動家の生涯をイメージした「ソロモン・ノーサップ」の世界初演。矢継ぎ早に物語が展開していくような曲調は、「マゼラン~」や「マードック~」を彷彿とさせる樽屋さんの作品、そしてそれを普通に表現してしまうグラール、流石といったところ。

第2部「ローマの祭り」では、ステージ後方客席最上段からのトランペットから始まり、パイプオルガンやマンドリンも登場しての盛大な20数分の熱演に、最後主顕祭まで一瞬たりとも目が離せず。

メイン演奏後の佐川氏の話。ローマの祭りは23年前にメインで演奏、その当時吹いていた人もいればその当時生まれて今団員になっている人もいるとか(楽団内の年齢差は最大45年らしい)、90年の結成からしばらくはそれほど多くはなかったものの東関東大会に初出場してから人数が増えてきたとか、今回は楽団の歴史トークやや多め(笑)

アンコールでは1曲目佐川氏による「故郷(ふるさと)」、2曲目は瀬尾氏による「アルセナール」で終演。

なんていうかこの安定感と満足感と親近感…1年後も多分ここに座っていそうな気がする…

(追加)
第一部の2曲目3曲目、6日前と全く同じだったり。なぜか会場では気づかず。
課題曲はともかく、オクトーバーはこれから流行る前兆??