マシュアールウインドオーケストラ 第16回定期演奏会
日時:2024年5月12日(日) 14時30分開演
会場:カルッツかわさき
<第1部>
- フラッシング・ウインズ/J.ヴァンデルロースト
- ディス・クルーエル・ムーン/J.マッキー
- フローレンティナー・マーチ/J.フチーク
- コロニアル・ソング/P.グレインジャー
- ブリュッセル・レクイエム/B.アッペルモント
<第2部>
<アンコール>
5/12は、 #カルッツかわさき にて、 #マシュアールウインドオーケストラ による 第16回定期演奏会。
都内を拠点に、演奏会は杉並・渋谷等でこれまで開催(公式サイトによる)。川崎ははじめてでは?個人的にここの楽団の名前を見たのは今日がはじめて。
そのせいか、客席の周りではじめてカルッツ来場と思われる人もちらほら。いわゆる "近所の高齢者" 客層が他演奏会より少ない気が。
第一部は外国人の作曲家による作品集。(音楽監督解説によると)ベルギー→アメリカ→チェコ→オーストラリア→チェコと世界一周。プログラム表記が第一部だけすべてアルファベットにしているこだわり。4曲目が掲載漏れしてたのは御愛嬌 笑
1曲目のシンコペーションに乗せて軽快に旋律が展開するザ・吹奏楽、2曲目のフレーズの一瞬の合間の静寂がホール全体に広がる緊張感。最初の2曲で楽団の世界に没入。最後のブリュッセル・レクイエムで壮大に締めくくったところで、既に開演からほぼ1時間。
第二部は日本人の作曲家による作品集。酒井格→コンクール課題曲×2→真島俊夫と比較的メジャーな選曲。
過去の課題曲としては定番の「天国の島」、メインの「Mont Fuji」は新千円札の富嶽三十六景で今年の流行になりそうな予感? アンコールでも、第二部のテーマをしっかりと引き継いでの山田耕筰メドレー。
どの曲も技術的な不安を感じることなく、抜群の安定感。それでもコンクールでは都大会から東京大会へなかなか進めないというのだから一体どんなレベルなんだろうかと。
川崎ではなかなか聴けない都内団体の演奏会、しかも2つのクラシックステージを続けて聴けてしまう重量級ラインナップをしっかりと堪能。皆様お疲れ様でした!
指揮者の先生の1人は、クラリネット・吹奏楽指導法を佐川聖二氏に師事していたとか。また都内の気になる団体が増えてしまった(笑)