川崎ウィンズ 2024年1月21日
川崎ウィンズ 第37回ウィンターコンサート
日時:2024年1月21日(日) 13時30分開演
会場:幸市民館
<第1部>
<第2部>
- 633爆撃隊/R.Goodwin(編曲:小長谷宗一)
- ハッピー・バンド・デイ・トゥ・ユー/編曲:酒井格
- ヘンリーマンシーニメドレー/H.Mancini(編曲:真島俊夫)
- ホール・ニュー・ワールド/A.Menken(編曲:星出尚志)
- ジャパニーズグラフィティXII(銀河鉄道999(テレビ版)~宇宙戦艦ヤマト~銀河鉄道99(劇場版)/編曲:星出尚志
<アンコール>
- 映画「1941」よりマーチ/J.ウィリアムズ
- メイン・ストリート・エレクトリカル・パレード
1/21は、#幸市民館 にて、 #川崎ウィンズ による第37回ウィンターコンサート。
川崎ウィンズは2年前の6月・第35回定演以来、その時も同じ幸市民館。
第一部は団員指揮者(だと思う)によるオリジナルステージ。
2011年のコンクール課題曲(天国の島と同じ年)から始まり、酒井格・スパークとお馴染みの顔ぶれ。
第二部・ポップスステージでは、I先生の指揮による演奏。雰囲気的にはこちらがメイン企画。各パートコスプレで登場、2曲目では演奏しながら各パートスタンディングで紹介。
カラーアフロ、ポケモン、ミッキー、法被などいろいろ。特にクラリネットが着用したヤクルトスワローズユニフォーム、4パターン用意したという手の込みようが秀逸w
比較的動きの演出が控えめなのは、楽団の方針というかステージ広さの余裕のなさかも?
アンコールではI先生による曲紹介。1941は当時スピルバーグ最大の駄作とか、ジョン・ウィリアムスはヘンリーマンシーニ楽団でピアノを弾いていたとか、いろいろと興味深いトーク。個人的にはもう少しトーク聞きたかったなと。
アンコール2曲目ではClがペンライトぶら下げたり、Obが耳を取り替えたりとこっそりエレクトリカルな演出も◎
前回鑑賞時と同様、アンコール含め90分間強の演奏会、今回もしっかり楽しませてもらいました。
横浜栄区民吹奏楽団 2024年1月7日
横浜栄区民吹奏楽団 第20回定期演奏会
日時:2024年1月7日(日) 13時30分開演
会場:鎌倉芸術館
<開演前>
- Honesty(金管5重奏)/B.Joel(編曲:T.H.Graf)
- Jazz In Paris(混合4重奏)
- どうする家康メインテーマ「暁の空」(クラリネット5重奏)/稲本響(編曲:渡邊一毅)
- 情熱大陸(サックス4重奏)/葉加瀬太郎(編曲:H.Shimazu)
<第1部>
- ダンス・セレブレーション/建部知弘
- 陽はまた昇る/P.スパーク
- アルメニアン・ダンス part1/A.リード
<第2部>
- 楽器紹介のためのファンタジーメドレー/編曲:郷間幹男
- ピクサー・ムービー・マジック/編曲:M.ブラウン
- 塔の上のラプンツェル・メドレー/編曲:星出尚志
<第3部>
- ロスト・ムーン~マン・オン・ザ・ムーン・エピソード2~/清水大輔
<アンコール>
(工事中)
カラーゲ吹奏楽団 2023年12月24日
カラーゲ吹奏楽団 ミニコンサート
日時:2023年12月24日(日) 13時30分開演
会場:横浜市鶴見公会堂
<開演前>
- 文明開化の鐘(金管アンサンブル)/高橋宏樹
<第1部>
- センチュリア/J.スウェアリンジェン
- ステップ・バイ・ステップ/後藤洋
- さくらのうた/福田洋介
- リバーダンス/B.ウィーラン
<第2部>
- クリスマス・フェスティバル/L.アンダーソン(編曲:R.W.スミス)
- ディスコ・キッド/東海林修
- 聖者の更新/作曲者不明(編曲:本澤なおゆき)
<アンコール>
- (不明)
12/24は、 #横浜市鶴見公会堂 にて、 #カラーゲ吹奏楽団 による第47回定期演奏会。
2017年に結成された横浜拠点の市民バンド、結成6年にしてようやく初めての自主公演を開催という若い楽団。
今日のステージでは団員19人と賛助あわせて20数人の小規模演奏。今回初めて訪問した鶴見公会堂も、固定席340余と横浜市内でも小規模。
移動席224のスペースは演奏ステージとして、Tp・Tb・Percステージ上をひな壇代わりに使用。
母体のない楽団で地道に団員を増やし、今年は10人もメンバーが増えたこと、またクリスマスイブの会場が取れたことから今回の開催に至ったという団長兼指揮者の熱意がひしひし。
初めての開催で100人程(目測)の観客来場にも驚いていた様子。「学生時代いかに恵まれた環境で演奏していたか」の発言に強く共感。
今回は第1回ということで、次回以降のメンバー・演奏・演出の進化、いずれも今後が気になって仕方ないカラーゲ吹奏楽団、クリスマスの演奏楽しませていただきありがとうございました。
グラールウインドオーケストラ 2023年12月16日
グラールウインドオーケストラ ウインターコンサート22
日時:2023年12月16日(土) 14時00分開演
会場:カルッツかわさき
<開演前>
- バルカローレ in ジャズ(クラリネット7重奏)/P.I.チャイコフスキー(編曲:小栗克裕)
- 風笛~あすかのテーマ~(ソプラノサキソフォーン独奏)/大島ミチル(編曲:山田悠人)
- クリスマス・メドレー(ピアノ&チェレスタ独奏)/編曲:中村亮太
<第1部>
<第2部>
- レトロ/天野正道
- どうする家康 メインテーマ~暁の空~/稲本響(編曲:郷間幹男)
- 交響組曲「ハリー・ポッターと賢者の石」/J.ウィリアムズ(編曲:R.W.スミス)
<アンコール>
12/16は、 #カルッツかわさき にて、 #グラールウインドオーケストラ によるウィンターコンサート22。
プログラムを手にして一瞬既視感?今年6月の表紙はコロシアムだったが、今回はホグワーツ城。色彩激似。
オープニング「セドナ」は瀬尾氏指揮。普通に黒系の服だが、司会から「たいへん華やかな靴」と早速ツッコミが入る銀色のミラーボールシューズ。曲の爽快感と靴のギラギラ感が不思議感覚。
GRでは80人以上での分厚い"泣きメロ"演奏とか、思わずズルいと思ってしまうくらいw
第2部は今年の課題曲「レトロ」で幕開け。そして恒例の仮装、今年のテーマは「ザ・レトロ」
・フルート:喫茶店のクリームソーダ 唯一の男性は黒服のマスター
・オーボエ:キョンシー
「全員20代なので(キョンシー)知りません」→司会「知らないのね、そーなのね」
・クラリネット:70年代ファッション
司会「衣装もレトロ、吹いている人もそこそこレトロ」
・サックス:昭和のヤンキー
ゴッドファーザーの生演奏?に乗って上手からステージ正面へ、しゃがみこんで紹介
・木管低音:科学特捜隊
ウルトラマンのアンサンブルを演奏も、なぜかウルトラマンとは誰も言わずw
・トランペット:ビートルズの来日
飛行機から降りてくる青いハッピを身に着けオブラディ・オブラダ
・ホルン:バブリーファッション
ワンレン、ボディコン、肩パット。手にはジュリ扇も
・トロンボーン:レトロおかん
白い割烹着に三角巾、6人中5人は男性??
・ユーフォニアム:目玉おやじ
・チューバ&コントラバス:ディスコ「土曜の夜はフィーバーしようぜ!」
司会「団長の髪の毛、たくさんあります」
・パーカッション:インベーダーゲーム
・ピアノ&ハープ:レトロ&フォーマ
これでもか!的な衣装演出、しっかり時間をかけての紹介、時々司会のツッコミ。カワサキハロウィンは終わってしまったけど、ここグラールでは健在。ステージ上だけでしか見れないのが勿体ないくらい。
翌日最終回放送の「どうする家康」では、オレンジ色の着物を召した佐川氏登場。金色っぽいはかまは、家康よりはむしろ・・・
巨人ファンの佐川氏に合わせたという着物の色にも、「私はオリックスファンなので余裕こいてます」と司会からツッコミが。
最後のハリーポッターでは、ステージ中央で生徒が小説を朗読するシーンから「次の授業早く行かないと佐川先生におこられてしまう」と入れ替わりに、黒いマントをまとい魔法のペンライトを手にした指揮者登場。ただし、マントの下は家康w
アンコール1曲目は「この衣装だとマツケンしかないでしょ」とマツケンサンバⅡ。間奏1回目ではバックダンサー6人が上手下手から登場、そして2回目では全身黄金に輝くヒカリモノ大本命・瀬尾さんが加わり盛大なクライマックスへ。2曲目は一転、多数のペンライトに灯されながら恒例の「蛍の光」で終演。
安定の演奏技術に加え、エンタメ要素を今回もふんだんに盛り込んだ12月の演奏会。2部からアンコールの展開は、観て聴いてしっかり年末感まで楽しめる内容。また来年も楽しみにしています。ありがとうございました。
よこはま水曜吹奏楽団 2023年12月13日
よこはま水曜吹奏楽団 第2回ウィンターフェスティバル
日時:2023年12月13日(水) 14時00分開演
会場:横浜市港南公会堂
<第1部>アンサンブルステージ
<第2部>吹奏楽ステージ
- キャンディード序曲/L.バーンスタイン
- エルザの大聖堂への行列/R.ワーグナー(編曲:内田祥子)
- サンタが街にやってくる in swing/F.コーツ(編曲:金山徹)
- クリスマスフェスティバル/L.アンダーソン
<アンコール>
- そりすべり/L.アンダーソン
12/13は、#横浜市港南公会堂 にて #よこはま水曜吹奏楽団 による第2回ウィンターフェスティバル。
元々は5年前の「平日吹奏楽団」企画のひとつとして始まった水曜吹奏楽団、練習も本番も全て水曜日という珍しい団体。
港南公会堂の500人規模の客席は、この曜日と時間帯ということもあり、比較的年齢高め。10日前の同会場での演奏会より観客は多いかも?
第1部は4つのグループによるアンサンブルステージ。
最初のフルート4重奏では、団員奏者司会から「還暦でフルマラソン完走」とか「アメリカ滞在ウン十年」とか愛のある?紹介から始まり。
2つ目のバリチュー4重奏では、クリスマスメドレー演奏後、なぜか一部でアンコール手拍子からのきよしのズンドコ節演奏の謎演出。
3つ目・サックス4重奏の比較的長編の演奏で〆と思ったら、この後にフレキシブル8重奏。(Fl,Hr,Euph,Tuba,Tb,Tp,Perc,Drum)
プログラム掲載一番上からの曲順変更だが、人数規模や曲の知名度からしたら、最後にして正解かなと個人的には。
第2部・吹奏楽ステージ(←吹奏楽の演奏会でこのステージ名は珍しい)
これまで見た中で一番若手?の女性指揮者・石井裕望氏により「キャンディード序曲」「エルザの大聖堂への行列」自身の中高時代に演奏した曲の連続生鑑賞、つい感傷的に。
ポップスステージ大定番のアラン・メンケンのメドレーに続いて、定番クリスマスソング2曲。アンコールでは奏者全員がサンタのキャップをかぶり、アンダーソン繋がりの「そりすべり」で終演。
演奏会2本立ての年間スケジュール、6月の定期演奏会に比べ12月のほうは比較的ライトな曲構成。半年後開催の県立音楽堂での定演では、またどんな雰囲気になるのか興味あり。
帰りの受付で観客が寄付箱にお札を次々と入れていく様子に少々驚き。平日開催の演奏会はなかなかないので、応援する人が多いのかも。
「12月の演奏会」しっかり堪能させていただき、ありがとうございました。
グロースウィンドシンフォニー 2023年12月3日
グロースウィンドシンフォニー 第3回定期演奏会
日時:2023年12月3日(日) 13時45分開演
会場:横浜市港南公会堂
<開演前>
<第1部>クラシカル・ステージ
<第2部>ポップス・ステージ
<アンコール>
- ドレミの唄
12月3日は、 #横浜市港南公会堂 にて、 #グロースウィンドシンフォニー による第3回定期演奏会。
2019年に6人で結成した比較的若い吹奏楽団。Naniwoウインドオーケストラ等からの賛助などで総勢約40人の編成。自身初めての鑑賞団体。初めて訪問した港南公会堂は、客席500人余とやや小規模、白地にひまわり模様の反響板&ひまわりを意識した黄色い背もたれと緑色の座部の客席が特徴的。
第1部・クラシカルステージでは、比較的メジャーな作曲家のラインナップ。ただ、ヴォーン・ウィリアムズの「トッカータ・マルツィアーレ」やシェルドンの「ラプソディック・セレブレーション」の曲目は初見。特に「トッカータ~」は低音パートの動きの活発な動きが心地よく、個人的に今日のベスト。正直よく選んだなぁ~と。
第2部・ポップスステージでは、クッパに扮した指揮者が登場して始まるかと思いきや、上手からマリオとルイージが現れ指揮台を取り戻して演奏開始の寸劇。結局クッパが指揮をするが、ピッコロマリオとサックスルイージ以外は第1部の黒衣装なので妙に目立つ(笑)
アンコール、ドレミの唄ではひな壇最上段で「groß ま た き て ね ♪」のボードを掲げ、各パートが代わる代わるスタンディング、そして最後に指揮者が(事前予約者限定)プレゼントの当選者番号3件のボードを広げてエンディング。
プログラムの曲紹介では、「ピーチ姫を守るセキュリティが一向に進化せず」「磯野、野球やろうぜ」など独自路線。正副指揮者紹介でも「ただの酒好き」「対位法で6時間語る」などのいじりまで入れられる、団員との距離感の近さに好感。
アンコールを含め90分程度で終演の演奏会、自分ではこのくらいが丁度よく心地よく会場を後にできる。次回演奏会には、オリジナルのメンバーがさらに増える(司会も強調していたクラリネットとか)ことを期待。ありがとうございました。